流しのごみ捨てめんどくさい問題

流し、掃除、めんどくさい。

世の中には洗い物のたびにシンクまで掃除する人もいるそうで、食器すら溜めっぱなしにする身としては丁寧な人もいるもんだなあ、毎回はやってらんないなあと思って薄目で見ることにしている。

食器が洗えないということはもちろん流しのごみなんか全然捨てられなくて、腐敗臭を漂わせ始めてからさらに2週間放置してやっとこ処分、なんてことばかりをしていたけど、すこしましな方法にたどり着いたので書いておきます。

 

 

そもそもなぜごみ捨てができないかということを考えると、まずもってシンクの中をすべて穢れだと認識している節がある。

というようなことを青柳さんが言ってたので深く納得した次第です。

ao8l22.hatenablog.com

溜めた皿がケガレになる

すごくわかる。食器をまとめて洗い、シンクに置いておいてまとめてすすぐ方式も、シンクに接する部分が汚く思えていや。水量が少なく済むのはわかっているので自宅以外だったらやるけども、最後に底は洗いなおしてます。

 

第二に、ごみが見えない。

入居時に設置してあったプラスチック浅型カゴにストッキングタイプのネットをかぶせて、その上からふたをのせるごく一般的であろう方法で使っていたけれど、これだとふたの下にごみが隠れてしまって目立たなくなってしまう。

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こういうの 

 

確かにふたはごみを隠すためにあるんだろうけど、これは見えないものの存在を忘れる人間には向いていない作りでしょう。

ごみ受け+ストッキングネットにはもうひとつ問題があって、目が詰まって水が流れなくなりやすい。失敗した炒り卵やらこびりついたパスタなんかを洗うと、すぐに上まで詰まってしまう。

これはごみ受けの形状によっては問題ないかもしれない。我が家の浅型カゴではストッキングネットをかぶせるとネットの端部分がカゴの底に溜まるが、これが詰まりやすさの一因のようです。またカゴ内ではネットが張り詰めていないので、排水溝内から空気が抜ける道ができにくく、詰まりはじめるとごみが上まで達しやすくなり全部詰まってしまって、水が溜まるに至ってしまう。

水が溜まるとごみを捨てねばと気付くけれど、全ての水が流れ終えるまでごみは捨てられず、流れるまで離れている間にごみ捨てを忘れてしまい(覚えてたとしてもやる気が飛ぶ)、また次の洗い物のときに水が溜まり・・・といった寸法で先送りしまくって暮らしてきました。

 

先日も意を決してごみを捨て、カゴとふたとのぬめりを落とし、いざネットを、とそこで気付いてしまった。

ふた、いる?

いや、なんならカゴなしでふたにネットでいいのでは?

 

試しにやってみたらば、これがもう楽で。

ごみ捨て作業が1アクション減るし、ネットがふたに張り付くこともないので通気が確保されて水も溜まらない。あとカゴの目のぬめりを取るのが大変だったのも、カゴを使わないことで掃除不要になった。

当面これでやってみます。

ふた自体を銅にでもしてしまえばぬめりも付きづらいんでしょうが、近いうちに引っ越すつもりなのでいまはこのままで。転居先では銅のパーツも使ってみたいところです。